人魚姫の夢



白雪姫の
幸せ



シンデレラ
の願い



赤ずきんの




かぐや姫
の罪



眠り姫の
出発



ピーターパン
の冒険






































叶えたい恋がありました


気づけば、あの人に恋してました
失ってでも、手に入れたかったのです 『貴方』を
ここが私の恋のスタートライン
貴方の傍にいると幸せで苦しいです
貴方を想って歌える声がない
彼の引き止め方を教えてください
さよならを言う日が来るとは思ってなかった
私がいなくなる、その前に
貴方の恋を祝福するため、私は命を捧げます
人魚姫の夢




叶えたいがありました
ほんとは
が欲しかったのではなくて貴方に会いに行く手段が欲しかった
私は貴方の
世界に歓迎される存在ではないけれど
貴方を愛していると
想うことしかできないのに
貴方がこの世界で生きていることが嬉しくて
気づかなかった私は何も知らない貴方を
責めることはできない
貴方が見つめているのは
ではなかったのですね
愛するという気持ちがこんなにも苦しいだなんて思わなかった
愛することを教えてくれた貴方を
したいと思ったのは事実です
それ以上に私の愛を
全否定することはしたくなくて



だから泡になることが本望でした









































その艶やかな美しさ故の罪

世界で一番美しい存在
君を逃がしたのは僕の優しさが理由ではなかった
君がどこにいるのか鏡に聞けば分かりますか
支えてくれたのは『仲間』でした
毒林檎の甘い誘惑
君は永遠を手に入れた
いつか王子様が...その日までずっと待ってる
口づけからもう一度始めよう
歓喜の歌
白雪姫の幸せ

その艶やかな美しさ故の
でも私は
『私』に生まれたことを悔しく思えない
だから本当に貴方に
感謝しています
貴方のおかげで私は世界の外を知ることができました
私は1人で
きているのではない、と
こんなにも温かい
世界があったのです
けれど私は一瞬の
欲望に勝てなくて
過ちを犯した代償としてを失った
に犯された私を救ってくれたのは貴方です
貴方は私に数え切れぬ
を与え、光を見せてくれました


いつまでも一緒にいたいと願っています


























































いつか報われる日を信じて


私は何の為に生きてるのでしょう
夢見ることが唯一の幸せ
君のところへ直行切符
魔法は幸せになるためにあるの
夢じゃない、私がここにいること
手を差し出してくれたのは貴方でした
午前0時、魔法が解けるその前に
姫君の落し物
運命の人、どうか私を見つけてください
シンデレラの願い

いつかわれる日を信じて
私は『可哀想』じゃなくて、
『頑張ってる』のです
まさか
魔法使いが私の前に現れるなんて
君は私にゴミが宝になることを
証明してくれた
貴方に
会えるなんて夢のよう
貴方といる瞬間は
なんて忘れてた
僅かな時間、そこには
幸せがつまってたの
ガラスの靴だけが本当に貴方と出会った証だった(唯一魔法がかかっていなかったものだから)
もう一度
貴方に出会えたら、
私はすでにもう貴方に
してたのです


もう『灰かぶり』なんかじゃない

























































それでは今から会いにいってきます!


愛しい貴方、今すぐ行くから待っていて下さい
まだまだ長い道のりだけど、
狼がターゲットを絞る
今なら君へのプレゼントのリクエスト受付中
トントントン、貴方の心の中へお邪魔します
あれ、前と違ってないですか
食ったら寝る狼
狩人が狼にターゲットを絞る
君にはもっと広い場所が似合うよ
赤ずきんの旅


それではから会いにいってきます!
純粋無垢な君をこんなにも
してる
だって欲しいものがいっぱいあるの
すきを見せちゃ
ダメじゃないか
少しくらい回り道をしたって、いいじゃない
もうこの際
でいいよ
ってなあに?
だってもう
我慢ができない
狼なんてくないよ
最後は銃で撃ち
されようとも


待っててくれる人がいるって幸せなこと

















































罪を犯した君だから、



君との出会いは奇跡としか言いようがない
優しい、優しい人でした
求愛されても困ります
愛が欲しいなら苦難を乗り越えてからいらっしゃい
挫折という言葉が頭に過ぎる
妥協だって、ときには必要
私の居場所はここじゃない遠くにあるの
いなくならないで、それは単なる僕のワガママだった
君が忘れてしまっても、僕はきっと忘れられない
かぐや姫の罪


罪を犯しただから、
君は
何故この世界を選んだのだろう
君がいること、それがこの世界の
存在理由
は叫びたい 『ありがとう』と
の為でもできないことだってあるけれど
それでも
することだけはできるよ
妥協なんてするもんか
だから、君。ねえ、
かないで
君の
居場所はここだよ
君がいないとこの世界は
わりじゃないか


僕は君と出会い、君に恋をした

































































永遠を過ごす君へ終止符を打つ



愛されることは当たり前だった
それは君だけを守る魔法
呪われた姫君に施す術はない
きっと終わりがやってくる、その日まで
静かに、一緒に、眠ろうか
姫君を助けたい勇者
たとえ、この身が傷ついてでも
会いたいから会いにいくまでさ
ゆっくり目を開けて、怖いものはもうないから
眠り姫の出発

永遠を過ごす君へ終止符を打つ
それが僕の生まれてきた
理由
の知らないところで愛される君
知らないだろう、どれだけ僕が
焦がれていたか
僕は君の
ヒーローになりたい
さえあれば何だってできるよ
君の
寝顔は美しい
君の
笑顔はもっと美しい
早く君が何色の
世界を見ているのか知りたいよ
一緒にこの世界で君と生きたい


世界は君と共に目覚めた






































































さあ、行こうよ!夢の島へ



君を迎えに来たよ
大人なんていない、僕らだけの夢の島
僕らにろくな大人はいらないのさ
ちょっぴりワガママで可愛い僕の妖精さん
本当にこんなことってあるんだよ
歳をとりたくない、無茶なことだと分かってた
君の裏切りには慣れっこさ
君を助けに来たよ。だって僕はヒーローだから!
僕と違う世界を生きている君とさよなら
ピーターパンの冒険

さあ、行こうよ!の島へ
夢って
?そんなの分かりきったことさ
それは眩しく宝石のような

『夢』が『夢』であることが
幸せ
大人になんてなりたくない
ずっとこのまま
と一緒にいたい
変わることの
残酷さを知ってるよ
不変であることの
虚しさを知ってるよ
さようなら、幼き日の

今僕は君と
反対方向に歩き出す


君との出会いは大人になっても忘れない