十 人 十 恋
諦めきれない恋
諦めの悪さは天下一品、それが私の長所でもあり短所でもあった
切ない恋
切なさは私が恋をした証だった
幸せな恋
君に名前を呼ばれるとくすぐったい(何だか特別な響きを持ってる気がするの)
帰り道、夕焼け、繋ぐ手と手
君に出会えた奇跡に感謝
『好きだよ』と声に出して伝えよう
何よりも貴方の優しい笑顔が好き
君といる世界が永遠に続けばいいのに
振り向けばいつだって(貴方がいるから嬉しくて)
僕しか知らない君でいて
君だけが使える魔法
泣きそうなくらい幸せです、貴方と一緒にいれるなら
幸せ以外に適確な言葉はない
初めての恋
貴方はこんなに眩しく笑う人でしたか?
照れくさいようなくすぐったいような、温かい気持ち
キュンってこういう時に使う効果音(え、ときめいたってこと?嘘、ありえない)
初めて心が震えた瞬間
貴方を目で追ってしまってる自分がいるんですけど
君が『女の子』に見えたのは気のせい?(...いや、女の子なのは分かってるけど...あれ、何でだろう?)
どうしよう、泣きそうなんです(貴方が他の女の子と楽しげに喋ってると)
最終兵器君の満点スマイル
世界が生まれ変わった気がしなくも、ない(だっていつもより煌いてる気がする)
これが『好き』ってことなんだ
ようこそ、新世界へ!
情熱的な恋
冗談抜きで私の恋心は燃えさかる炎のように熱いんです
君を一生愛すことを誓います
薔薇が真っ赤に染まるほど
君の為なら何だってできる
愛さえあれば生きていける
僕のハートを熱くさせた犯人は君だ
愛しています、誰よりも貴方だけを
だって君が愛しすぎるから
オーバーヒートな恋
情熱的に抱きしめてあげるからおいで
「愛のフラメンコを一緒に踊ろう!」
「...誰か助けてー!」
きまぐれな恋
さっきは遊園地って言ったじゃん!
あたしはプリンセス
一生に一度のお願いって何回あるんだい?(でも結局聞いてしまう僕)
ねえ、今光った流れ星を持ってきて(「何のために?」「あたしが貴方との恋を叶える為に」)
気が変わるその前に聞かせてよ
今すぐに会いたいんですけども(さっきはついあんなこと言っちゃったけど・・・)
振り回されっぱなしのプリンス
やっぱりオレンジジュースが飲みたい
好きって言ったの嘘だったわけ?
うん、嘘。それも嘘。好きだよ、これ嘘じゃない
ワガママで意地っ張りで本当に気まぐれ、それが僕の彼女
失いたくない恋
本当に救われたのは僕だよ
君に会えたから僕は(『僕』でいられるんだよ、今)
ベタに言うよ、君は僕にとってかけがえのない存在だ
金色の折り紙のように大切な
夢なんかで済ませない
離したくないこの腕を
愛ってこんなにも臆病で確固
例え卑怯な手を使っても(失わなければそれでいい)
『君』シンドローム
これが最後の恋でも構わない
君は『宝物』より大切なんだよ
終わりを告げる恋
水風船が割れた夜
友達だなんて思ったことがない
もういいよ、これ以上自分を責めるな
好き、だった
繋いだ手がいつの間にか離れてた
最後まで守りたかった、だけど(これも君を守る方法の一つなんだよ)
愛されることを望んで、憎まれることを願った
溢れ出すその前に(もう気持ちは痛いほどよく分かった)
ガラスの靴を忘れなかったシンデレラ
『ありがとう』で終わる恋(『さよなら』では終われなかったはずなのに)
永遠なんて本当に『夢』だったんだね
未自覚の恋
何故か胸が痛む(原因は不明なの)
とにかく他の女の子と喋らないで
ライクからラブへの変わり目が分かりません
幸せならばそれでいい、だけど(何であたしは泣きそうなの?)
「素敵な人だと思うよ」
『彼氏』だなんてまだ早い
とりあえず一緒にいたら楽しいってことは確かだね
いつの間にか花が咲いてた(うわーマジで気づかなかったよ)
あれ、何でこんなところでキュンっていう効果音?
「俺、お前となら付き合ってもいいよ」
貴方を好きに...なっちゃってるの?
禁断の恋
どうして貴方はそこに立っているの
間違いなく『本物』なのに『間違い』だなんて
血の繋がりを断ち切って(唯一繋がってるものだけど、切らなきゃ愛することができない)
姫と一般市民
悲しいハッピーエンド
この世界から逃亡しよう
奪いとってもいいですか
こうなったらとことん落ちていくのも一つ
薄っぺらい紙の掟なんか破って終いだよ
「それでも私はこの恋を誇りに思います」
好きになってはいけない、なんてああ無情