有効な誤変換


この恋に未恋なんてない(未練→未恋)
悲色の瞳(緋色、一色→悲色)
故意に堕ちる(恋→故意、堕ちる→落ちる)
愛しい涙(悲しい→愛しい)
有身論を根拠に(君を求める)(有神論→有身論)
飴でも降りそうな空(雨→飴)
こびりついた虚仮(苔→虚仮)
清春の日々(青春→清春)
ここはきっと『隙』だらけ(好き→隙)
易しい嘘(優しい→易しい)


あ、痛いって何のこと?


数字的な恋物語

振り向いて欲しいのは一人だけ
共有できないのなら二つあればいい
三度目こそ正直に(伝えよう、この気持ち)
四限終わりの水曜日(学校早く終わったし、これから一緒に遊ぼうぜ)
例え五回生まれ変わっても貴方を好きになる
六話目クライマックス
七色だけで表現して
八秒間だけ僕に下さい(中途半端なのは分かってる)
恋の微熱は九度以上(いや、普通に高熱だから)
十回じゃ足りない君への『ありがとう』

百年経っても、あたしは『あたし』だよ



もしものお話


もしも僕の背中に羽があれば (私は貴方のもとへすぐに飛んでいくわ)
もしも君が光を知らなかったら (僕は君の光になろう)
もしも貴方に出会わなければ (私の人生は色褪せたまま)
もしも君が光を知らなかったら (僕は君の光になろう)
もしも私がこの広い空だったら (君の弱さも涙も全部包んであげる)
もしも僕が夜に輝く月だったら (君を1人で泣かせないよ)
もしもこの悲しい恋が叶うなら (涙が出るほど幸せなのに)
もしもささいな願いが叶うなら (君の隣にいるヤツが君を幸せにしてくれますように)
もしも天使が実在するのなら (きっと君みたいに優しくて可愛くて、温かい存在なんだろうな)
もしも神様が存在するのなら (きっと貴方みたいに気まぐれで自分勝手、でもお人好しな人だと思うな)



もしもこの世界が優しくて陽だまりのようだったら、貴方は戻ってきてくれますか?



可愛いお菓子のお題


フーセンガムが割れた
キャンディはポケットの中に常備
溶けたチョコレート
塩味のクッキー
アイスクリームのようになめらかな
マシュマロのような白さで
いちごショートケーキ
ドーナツを半分コしたら虹の形になったよ
カラフルグミ
プリンの頂上を目指せ!

弾む、弾むゼリーに溺れて



別れの言葉


「もう少し背が伸びたら迎えに来るよ」
「また明日晴れだったら会おうね」
「ちょっと野暮用で行ってくる」
「元気でね。バイバイ」
「お前のことはもう忘れるよ」
「ずっとずっと、あたし達は永遠に友達だからね」
「もうちょっとくらいお前のワガママを聞いてやれば良かったな」
「大丈夫。あたし、守られなくても平気だから」
「愛してたよ。それだけは嘘じゃないから」
「ありがとう。貴方に会えて良かった」


「さようなら」じゃ終われない物語だってある